秋も深まり・・ |
それに合わせて高かった気温も下がり始め、山野ではいよいよ野草の季節も終盤を迎えたようです。
そんな雨上がりの野路を歩き、少し季節を過ぎてしまったけれど野に咲く花を追ってみました。
すべて地元に生きる野路の野草たちです。
(1)セキヤノアキチョウジ(関谷の秋丁字・シソ科)
関東・中部地方、愛知県以東に分布
(2)山地の木陰に生える多年草。花期9~10月、花は青紫色
(3)セキヤノアキチョウジ 高さ30~90cm
(4)シモバシラ(霜柱・シソ科)
名は冬に枯れた茎の下部の水分が凍り、霜柱状の氷柱ができることから
(5)茎に出来た氷柱(霜柱)1月初旬
(6)シモバシラ・・花期9~10月、関東以西~九州に分布
(7)フユノハナワラビ(冬の花蕨・ハナヤスリ科)
日の当たる原野や草原に生える多年草のシダ植物
地上部は夏には枯れて姿を消す
(8)フユノハナワラビ・・葉柄は直立し高さ30~40cm、本州~九州に分布
(9)センブリの花が咲いた・・
(10)茎は四角で高さは15~25cm、秋に枝先に白色の花をつける
花期9~11月、北海道西南部~九州の日当たりの良い草地に生える越年草
(11)センブリ、白色の花には紫色の筋が入る。花の径は2~3cm
(12)センブリ・・千回振り出しても、なお苦いと言われる薬草
(13)雨後のツリガネニンジン(釣鐘人参・キキョウ科)変異の多い多年草
(14)ツリガネニンジン・・高さは30~120cm、花期8~10月
(15)イヌショウマ(犬升麻・キンポウゲ科)
関東~近畿地方の低山地や丘陵地の樹陰に生える多年草。高さは70㎝程
(16)イヌショウマ・・花期8~10月 穂状に白い花をつける
(17)実を付けたイヌショウマ
植物名にイヌが付くものは食べられない、人の役に立たないものが多い
(18)ツメレンゲの花が咲いた!(10月下旬)
(19)ツメレンゲ(爪蓮華・ベンケイソウ科)順絶滅危惧種
(20)ツメレンゲの花
(21)ツメレンゲの花が一斉に開花!
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