コバノカモメヅルとアズマカモメヅル |
コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓・キョウチクトウ科)
本州の関東から中部・近畿の山野に生える、つる性の多年草で水辺や湿地を好む。葉は対生し、披針形から広披針形で、細く伸びた茎は他の植物に巻き付き拡がる。観察では、つるは右巻き若しくは左巻きもあり、巻き方に方向性は見られなかった・・。
8~9月、直径が1cmにも満たない小さな暗紫色をした花をたくさんつけるが、その姿はまるで妖精が踊っているかのよう・・。種子には小さな翼と白い絹毛があり、妖精に成り代わり遠くへ飛んで行く・・
(1)コバノカモメヅル
(2)周りの植物に巻き付き・・
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(4)天に向かい、宙に舞う姿はまるで・・
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アズマカモメヅル(東鴎蔓・キョウチクトウ科)
コバノカモメヅルの変種で、花の色は淡黄緑色。この自生地ではコバノカモメヅルより一週間ほど遅れて開花した。
(6)アズマカモメヅル
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(8)アズマカモメヅル
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(10)両種が混生
(11)そして二種の交配が始まった? このような色に・・
(12)花の中心部だけが暗紫色のものも・・
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(14)これを何と呼べばいいのだろうか?・・