ウスギオウレンとコセリバオウレン |
ウスギオウレン(薄黄黄連・キンポウゲ科)
亜寒帯から暖温帯の針葉樹林や広葉樹林の林床に生える常緑の多年草。高さは5~12cmで根茎は太く長く水平に伸びる。
茎の色は紫褐色で時に緑色もあり、葉は2~4回3出複葉で、花の直径は1cm程。
コセリバオウレンと姿は似ているが、特徴として狭披針形をした萼片は花弁よりも長く、その先端は尾状に尖り、ねじれているように見える。
花弁は黄白色をし、時に白色や、まれに紫色を帯びることもある。本州中部の東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、長野県に分布。
愛知県新城市北部で見られるものは萼片がやや短く、コセリバオウレンとの中間色が強く、その見分けは難しい。花期2~4月
*同定はあくまでも個人の見解です。
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(2)出掛けたこの日は強風が吹き荒れ、気温も4度。花も震え続けていた
(3) 萼片は長くねじれるように付く
(4)
(5)マクロでわかりにくいが高さは5cm足らずとごく小さい
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(7)赤紫色の両性花
コセリバオウレン(小芹葉黄連・キンポウゲ科)
冷温帯から暖温帯の常緑樹林や杉林の林床に生える常緑多年草で、高さは15~30cm。ウスギオウレンと同じように根茎は太く、長く、水平に伸び、葉は3回3出複葉。茎は淡~濃紫褐色、花の径は1~1.8cmとウスギオウレンに比べやや大きい。花期2~4月
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(11)コセリバオウレン両性花
これはウスギオウレン? それとも・・